人工妊娠中絶の倫理的是非について〜中絶を希望する患者にどう対応する!?〜

名無しの医師1

14歳の娘が中絶しにあなたの病院へ来たら、あなたはどう対応する?
私はもし彼女がもっと年上で私自身が中絶に反対であるなら他の医師を紹介するわ。

それにしても年齢が若すぎるだけにどう対処すればいいのかしら。両親に連絡してどうするのか一緒に決めるのは適切ではないかしら?

 

LA在住の医師

それは州法によるわよね。

いくつかの州では、妊娠によって彼女は独立した未成年とみなされ自分で意思決定をできるわ。また州法は親の情報開示請求についても規定しているの。

これらが問題にならない場合、合法的に彼女は自分で意思決定をすることができるし、あとはあなたの良心次第ってことになるわ。
ただし処置を行う代わりの臨床医がいないなら、あなたがやらざるを得ないけどね。

 

シカゴ在住の医師
倫理的な問題は抜きにしても、君は州法に基づきたくさんの義務を負うことになるよ。

 

名無しの医師2
僕が理解できないのは、州法によると性行為をするには早すぎる低年齢の少女達も妊娠すれば堕胎をするか自分で決めることができるようになる点だよ。

州法が親の同意を必要としない地域の場合、もし彼女が妊娠し本当に中絶を希望しているなら、医師は彼女自身に選択権があることを話すべきだね。

きみが患者の中絶に反対もしくはできないなら適切な別の病院を紹介すべきだよ。

 

名無しの医師3
病院に来た少女の中絶に反対し、両親にも伝えず他の病院も紹介しないなら、彼女を恐ろしい自己中絶に追い込むだけだよ。

 

名無しの医師4
僕は自分が医師として中絶手術をできないなら初めから患者に会わないね。

他の医師がやるさ。

健康な妊婦は急患じゃないんだから無理に自分が処置する必要はないしね。

 

LA在住の医師
医者には不必要な処置(例えば、鼻風邪の患者への透析など)を拒否する権利があり、確かに君は患者に会うのを拒否できるし、他の医師にまわすことはできるよね。
だけど他にできる医師がいなくて、それが医学的に必要なら君が処置せざるを得ないんじゃないのかな。

君は患者に極端に厳しいみたいだね。

権威主義的で患者の抱える精神的問題も全く考慮しないようだ。

このままだと近いうちに医師免許剥奪されちゃうんじゃない?

 

名無しの医師5
必ずしも中絶を前提としない医師や別の医療機関に患者を紹介するっていうのはどうかな?

僕の考えた流れはどうだろう?
患者 →あなた →相談医 →中絶クリニック
名無しの医師6
実際には多くの州では中絶の際、親の同意を義務付ける法律があるよ。
ただし、出産には親の同意は必要ないわ。法的に親は子供の意志に反した中絶を強いることはできないの。

私は長い間中絶カウンセラーをしていたから、両親が娘に妊娠中絶をさせようとするケースを何度も見てきたわ。

もちろん私は両親を家に帰したわ。両親は私に叫んでたけどね。

私達医者は患者の同意なしに中絶したり絶対しないわ。

ある母親が言ってたわ。

自分の娘が14歳で子どもを産みたがり人生を台無しにしようとしているのに何も言わない親がいるのかって。

怒りで言葉が見つからなかったわ。

 

名無しの医師5
中絶手術を受ける前に母親にカウンセリングを受けさせたり、一定期間待つよう求める医療機関があり、僕はそこに患者を紹介しているよ。

僕は中絶が合法であり、患者が自由に意思決定をする限り、中絶は認められるべきであり誰も患者の選択を止めるべきでないと思ってるんだ。

中絶前に別の選択肢もあることを含め十分な情報は与えなきゃいけないけどね。

選択的中絶は倫理的に非難されるべき行いであり、患者の身体的または精神的健康が危険にさらされているなどの医学的必要性がない限り、認めることはできないけど、どうしても紹介が必要な場合はそうした医療機関を厳選して紹介してる

患者はそこで十分な情報を得てよく考え決断できるんじゃないかな。

 

名無しの医師7
私個人的には中絶の何が問題なのか分からないわ。

倫理的なジレンマを抱えるのは患者本人であり医師ではないわ。

中絶したいなら患者本人が電話帳で中絶できる医療機関を探せばいいだけのことで紹介なんて必要ないし、たとえ医師が中絶に反対したところで止められやしないわ。

中絶前の相談や中絶後のカウンセリングを専門とする地元の無料の女性サービスセンターに行くよう勧めるのが最善じゃないかしら。

たとえあなたが患者の中絶に反対ではなくても、一度中絶してしまえば後戻りできないでしょ。

だからまずは患者に他の選択肢について考える機会を与えるという意味でも彼女をカウンセリングサービスに紹介することが最良の策だと思うの。

そこで問題なのが、患者は支払いの際HMO(健康維持機構)に医師からの紹介状の提出を求められる可能性がある点よ。

患者が両親の医療保険を支払いに使うつもりなら、すぐに中絶のことが両親にバレてしまうから、事前に両親へ伝えておくよう勧めるべきね。

私はCIGNAで働いたことがあるけど、その保険会社では産婦人科でも中絶の手続きにおいても医師の紹介状なんて求められなかったわ。全ての保険会社が同じとは限らないけどね。保険でカバーされていないこともあるし。
もし保険でカバーされてる場合。紹介状の提出を患者に求めることは女性の中絶する権利を阻むことになるわね。

それにしても驚くことに、子どもを養うのに十分裕福な家庭ほど子どもが少なく、貧しい家庭では子どもが次から次へと産まれているのよね。

経済的に余裕がない人に子どもを持つよう奨励するのはおかしな話よ。
この問題に誰も取り組もうとしていないのが不思議だわ。

 

名無しの医師5
君の考えに賛成だよ。まさに僕が伝えたかったことを分かりやすく書いてくれてる。

 

名無しの医師7

もし女性が中絶をまだ決断しきれてないなら中絶クリニックのカウンセラーは予定を変更してスタッフを家に送り一緒にいろいろ考えてくれるわ。
だから紹介することで患者に性急な中絶をさせることになるんじゃないかという心配は不要よ。
クリニックには自分がどうしたらいいのかまだ分からない患者のためのカウンセラーと、既に中絶するのを決めている患者のための中絶カウンセラーとがいるの。
誰かに中絶をするよう強いられている女性はこれら両方のカウンセリングを受けることになるわ。

あなたの意に沿わないからといって、よく考えてないとか情報不足と決めつけるのはやめてね。

私も個人的には酷い決断をするなと思うことはあるけど患者さんもたくさん中絶について悩んで考えてるの。

自分の個人的な考えを患者に言うのは構わないけど、それを押しつけたり強制してはダメだわ。

 

名無しの医師5
中絶に関してはいろんな見方があり、医療従事者から異なる意見を聞くのはおもしろいよ。
僕の意に沿わないからといって患者がよく考えてないとか情報不足だと言うつもりはないけど、医者は治療に入る前に患者の決断や治療法の選択について徹底的に話し合い考えなきゃいけないっていうことが伝えたかったんだ。
外科医は患者とどう治療を進めていくか話さず手術したりしないだろ?中絶を含め全ての医療に言えることだよ。

僕は中絶クリニックについて詳しくないし※プランドペアレントフッド(Planned Parenthood)や危機妊娠センターなどの診療所の違いについてほとんど知らないんだ。
患者の状況をきちんと把握せず中絶手術を行うクリニックがあるかは分からないけど、僕はきちんと患者と向き合ってくれる、質の高いカウンセリングを提供してくれるクリニックに患者を紹介するよ。

中絶は最終的には母親の決断によるもので、僕の考えを押しつけたり強制したりはしないよ。ただ彼女が十分に情報を得て様々な選択肢を知った上でカウンセラーとよく話し合い決めたのかを治療前に確認するだけだよ。

※Planned Parenthood: バースコントロールや性病の診断、治療、血液検査など、一般的な婦人科サービスを低料金または無料にて行っている。

引用 http://www.losangelestown.com/woman/100/

 

名無しの医師8
僕は仕事をする上で医師は理想的には一人の人間である前に医師であるべきだと考えてるんだ。
だから患者をフィルターにかけて見るのではなく個人的な信条や判断は抜きにして医学的な知識や技術をもっと身につけるよう努力することが大切なんじゃないかな。

僕はどちらの立場の意見も尊重するけど、中絶反対派は科学的根拠に欠けると思う。

僕達は医師として患者を治療しなければならないよね。患者は胎児ではなく妊婦だよ。

君が子どもの頃誰かに性的虐待をされたと仮定しよう。20年後加害者が心肺停止状態で君の働いてる病院に運ばれて来たら、力の限り助ける?それとも治療を放り出す?

ある医師は、患者がエイブラハム・リンカーンの暗殺者ジョン・ウイルクス・ブースであり、治療をすれば自分も刑務所行きだと分かっていながら彼の治療をしたよ。患者が治療を必要としていたからさ。

誰かが君のところへ中絶に来たら君は他の病院を紹介する、それが君のやり方なんだね。

確かに中絶手術を自分でしなきゃいけない義務はないけど、患者を医師として扱うべきだよ。

もしどうすべきか聞かれれば医学的な観点から治療法の選択肢とそれぞれの治療法のリスクについて話すべきだ。

それさえできないなら医師の面目丸つぶれだよ。

 

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