州外でのオンライン診察には何の免許が必要?

ミシガン州の医師

私は州内の小さな心療内科クリニックの医師です。この度 2 名の患者さんが州外に引っ越すことになり、州外からオンライン診療で私のクリニックにかかることができないか相談されました。その時はできないだろうと思ってお断りしたのですが、実際はできるのか疑問になりこちらに投稿しました。Skype で診療するとか、方法はあるのかなと思ったのです。しかしその場合、患者さんが住む州で私が何かしらの免許を取得する必要があるのかとも疑問に思っています。どちらの方も治療と投薬管理で通っています。ご回答のほどよろしくお願いします。

 

名無しの医師 1 > ミシガン州の医師

ええ、オンライン診療を提供する側と受ける側、それぞれの州でラインセンスは必要になりますよ。でも Skype は HIPPA (医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律) に準拠しているようには到底思えません。それから加入しているあ保険会社にも問い合わせた方がいいですよ。オンライン診察を保険の対象としているかどうか、またその州が対象になっているのかも併せてです。他にも、両方の州で、麻薬取締局 (DEA: Drug Enforcement Administration) の番号を取得する必要もあります。正直申し上げて、事務的な手続きの複雑さを考慮すると、その患者さんたちのためにそこまでする必要があるのか疑問ですが。

 

ミシガン州の医師 > 名無しの医師 1

患者さんたちには、煩雑さを押してでも診る必要性を感じています。おひとりの方にはすでに無償で電話でのやりとりをしたことがあるので、引っ越し先でしっくりくる新しいセラピストを見つけるまでこちらで診療を続けようと思っています。症状は重い方で、1 年のうち体調不良の方が多い方なんです。そのために予約診察に来られないことも今まで何度もありましたから。万が一両者がどちらも同じような症状なら、オンライン診察を検討する価値は十分あると思い直せそうです。それでは失礼します。

 

テキサス州の医師

最終的には国家規制の問題ですから、それぞれの州に聞いた方が早いのではないでしょうか。想像の範囲ですけど、たぶん、患者さんの住む予定の州で、治療にあたるための免許が必要になると思います。しかし、オンライン診察となると、州法はまた別、または例外の可能性もあります。行き違いや診療代を巡ってのトラブルを避けるためにそれぞれの州で必須項目は異なるでしょうね。因みにですが、私の州ではオンライン診察を行うには医師免許は最低限必須項目です。ほとんどの州でもおそらくその条件は変わらないでしょう。オンライン診察を行うにはもしかしたら、その州での現役の医師免許が必要になるかもしれませんよね。

 

名無しの医師 1 > ミシガン州の医師

老婆心ながら申し上げます (おせっかいなアドバイスを聞きたくないようでしたらごめんなさい)。オンライン診察には賛成しかねます。もし患者さんに万が一のことが起こったらオンライン治療は保険対象外になるはずです。そうなると、おそらく訴訟問題に発展するでしょうから。その患者さんが新しいセラピストを見つけるまでにどれくらい期間がかかりそうなのでしょうか。ネット検索するとすぐ見つかったりしないのでしょうか。

 

名無しの医師 2 > 名無しの医師 1

いいえ、そんなことはないはず。カバーしている保険会社だってあるはずですよ。例外扱いされているとは思えません。心療内科医やセラピストが電話で患者さんと話をして診療を進めるのはとても一般的ですし、よく知られていることですよ。しかし、それらの方法で診療した場合、無償提供してはいけません。訴訟になるほどではないと思います。証拠を集めることも難しいですし。それに、診療内容も外来で診るのと、電話で話を聞いただけで診察と見なすには、雲泥の差があると思います。電話で診察を済ませたからと言って医師の怠慢だと思われることもないでしょう。

しかし、どちらかの州でオンライン診療が認められていない場合、州をまたいでオンライン診療をすることはできません。抜け道と言いますか、唯一の方法は、ニューヨーク州以外では 「精神分析 (セラピー)」 という名目での診療は免許が必要ありません。ただここで問題が1つあって、州を越えての処方せんの発行はできないのです。つまり、薬の処方ができない。既に複数人のセラピストが Skype セラピー OOS (保険適用外) と言って 「精神分析 (セラピー)」 を行っているけど、詳細は不明です。だけど、実際に展開されているセラピーの方法で、浸透している分野だと思います。

 

名無しの医師 1 > 名無しの医師 2

セラピストの立場から言うと、電話セラピーは「極めて」一般的なことですよね?個人的には自殺願望の患者の入院手続きを、州を越えてまでしたくないですけどね。

 

ミシガン州の医師 > テキサス州の医師

ありがとうございます。主に電話セラピーで診察を続けていた患者さんがお 1 方いらっしゃったのですが、処方の変更を行いました。病気になってしまって通院自体が難しくなってしまったことが原因だったのです。それで診察を中断して、しばらく投薬だけで過ごしてみようということになりました。セラピストが見つかればそれでいいので、それまでの間処方せんを出すことにしたんです。数か月、数年かかってもこちらは一向にかまいませんからね。私はこの患者さんに対して逆転移を強く感じています。それから、電話での診察には診察料をいただいていませんでした。もう何年もそうしてきましたから…。2 人目の方はここ数カ月の間の新患です。症状はとても不安定です。受診当初は大量のホメオパシーのサプリメントを服用していました。半分くらいは薬の名前を思い出せないくらいです。それらをセロクエルと併用して服用していました。それが原因かと思いますが、耳鳴りと体重増加が激しくて、セロクエル以外の処方を止めたいと申し出ました。今飲んでいるサプリメントをメラトニンだけを最低限継続して、止めることを提案し、セロクエル以外は処方しないことを伝えました。そうしないどんな作用も出てこないのでと説明を加えたんです。患者さんは納得してくれたようで、メラトニン以外のサプリメントは飲むのを止めてくれました。年齢は 25 歳を過ぎていましたが、新しい処方を試すことにとても消極的でしたし、安定にはまだほど遠い状態でした。電話セラピーではわかりづらいだろうと思いました。対面して話さないと何か見逃してしまうと思いましたね。きっとセラピストをまだ探しているだろうと思います。オンライン診療を開始できたらつなぎくらいにはなれるのではないかと思っています。

 

ミシガン州の医師 > 名無しの医師 2

私の上長はお金のことはそんなにとやかく言う人ではなかったので、電話での診察も、しかも一名だけでしたので許可してくれました。どちらかと言うと、個人的にサポートしていたような印象かと思いますが、でも患者さんの状態をよくするサポートができたようには思えませんでした。年間を通じて改善が見込まれなかった理由は、身体的な病状が進んでしまったことが挙げられます。それで電話での診察ばかりになり、それが何十回と続きました。電話だと処方せんのオーダーだけになってしまうので、結局投薬管理で 1 年を過ごすことになってしまったんですね。診療代は請求していません。生活費は微々たるものでしたから。私は患者さんの経済状態が悪いことを知っていましたから、診察自己負担金を免除していたんです。

 

ミシガン州の医師 > 名無しの医師 1

でもあなたがおっしゃるような方法を進めるにはとても時間がかかるし、アポを取って、面会して…そんなことができる精神状態の患者さんではなかったので…

 

名無しの医師 3

  1. 州ごとに法律が違うのでやはりまず問い合わせてみることをお勧めします。実際に州を越えて、それぞれでライセンスを取得してオンライン診療をしています。まずはスレ主さんが住んでいる州と患者さんが引っ越す先の州の法律を調べてみるといいと思います。大丈夫、私、やってますから、あなたもきっとできますよ。
  2. 電話での診察を開始するにあたっていくつかアドバイスはもらえると思います。入院患者や保険に加入していない人の場合の対応についてもね。
  3. オンライン診療市場はまだこれからなので、開拓者になったつもりで1つひとつ作り上げていくようなものだと思います。

 

テネシー州メンフィスの医師

Teledoc について調べたことはありますか? 自分もこの分野に興味があります。

 

名無しの医師 5

敢えて私はこの診療方法に手を出していません。自分の生計を立てる仕事で失敗はしたくないと思いますから。もし自分が、患者さんの医療機関変更を手伝う立場になったら、半年前から準備を始めます。医療連携は医師、患者、新しい受け入れ先の医療機関にとって、とても重要なことですから。

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