急速輸血装置のレベルワンを使って、血小板輸血をしたことはありますか?

名無しの医療関係者 1

ここにお集まりの皆さんの中で、血小板減少が診られる患者さんがいて、急速輸血システム (レベル 1 システム 1000 のようなシステム) を使用した経験のある方はいらっしゃいますか? 因みに、加圧なしで加温効果を使用したことはありますか? ついでにもう一つ、加圧なしで使用したことはありますか (加温なし)?

 

名無しの医師 1

使ったことある先生は結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。自分の経験上、血小板だけを輸血する場合、速度は落として、あまり温めない (30 ~ 37 ℃) はずですけどね。使用頻度が高い理由は、輸血反応のリスクが比較的高いこと、速度を落とす、あまり温めないのでこの輸血システムを使用するにはあまり意味がないかもしれないですね。加温効果については血小板やかつて使われていたクリオ製剤には使わないんじゃないですかね。

 

名無しの医療関係者 2

自分の場合は、加熱してから血小板を輸血しても問題は起こったことはありません。最近の文献では加熱を推奨する方が多いんじゃないかなと思います。ちなみに自分は加圧はしたことはありませんが、加圧してはいけないという信頼できるエビデンスもないと思います。軍人の応急処置の場合、急速輸血で交換輸血 (体内の血液を輸血血液と置換する) を施行しなければならない場合は、血小板は常に入れないといけないです。だけど、この分野の研究は誰もしたことがないので、その意味を解析できるデータがあれば、興味あるので見てみたいと思います。

 

名無しの医師 1 > 名無しの医療関係者 2

私の場合は加熱は安全で有効な方法だと思っているので、いつも最初にします。私も血小板は急速輸血する必要はないと思う派です。それに、血小板の反応も診る必要があるので、輸血速度は落とします。そうなると結局、輸血開始時を考えると、温かくはないですね。エビデンスが示唆しているのは、43 ℃ 以上になると凝固因子活性の低下が認められるとされていたと思いますので、うちの病院では 41 ℃ に設定しています。それで問題にはなったことはありません。でも、そういう話があるんですかね?

 

名無しの医療関係者 1 > 名無しの医療関係者 2

確かに、軍病院での応急処置と、交換輸血については考えてませんでした。それらについては別途調べてみます。大切なインプット、ありがとうございます。

 

名無しの医療関係者 2

そのエビデンスとプール血小板の輸血は何か関係があるのでしょうか。輸血用血液製剤は人肌に温めてから輸血開始するのがベストですよね。なので、41 ℃ まで温めて輸血を施行するのは本当に大丈夫なんでしょうか。

 

名無しの医師 2 > 名無しの医療関係者 2

横から失礼します。41 ℃ でとコメントされている方がおっしゃりたかったことは、全血製剤 (血小板を含んではいますが、血小板製剤単体からみると、どちらかというと希釈されているような印象) の場合は急速輸血で施行されます。それは軍病院での場合ではないかと思うのです。それでなぜ一般の方の処置ではそれが有効にならないのかということではないでしょうか。

それと、こうも考えてみました。血液製剤を加熱して実際に 41 ℃ になるまで確認をするわけではなくて、少なくとも最初は 37 ℃ 以上になるように温めておいて、その温度設定が 41℃ というだけで、施行するまでには他に処置が色々とありますから、そういった待ち時間を含めて考えると、結果的に輸血開始時点には 37 ℃ くらいに温度が下がって、ちょうど人肌くらいの温度になるのではないかとね。私の単なる推測なので、間違っているかもしれませんが。

 

名無しの医師 1

ええ、まったくその通りです。心臓手術の場合は、たいてい希釈式自己血 (Acute normovolemic hemodilution) を使いますが、全血を使う必要がある場合は、ホットライン (レベル 1 ホットライン) で輸液を温めてから施行しています。たまに加圧器具も併用することがありますが、特に問題は今のところないです。禁止されているほどの圧力までにはなっていないからでしょうか。一気に血小板製剤を使いたいときは、FFP (鮮血凍結血漿) と PRBC (赤血球製剤) で血小板用を分けるので、別のラインで入れます。
名無しの医師 1 > 名無しの医療関係者 2

そうですね、もう今は全血を入れることはないですし、うちの病院では希釈式自己血 (ANH) も使ったことはありません。前述したように、ホットラインだと急速になるので、血小板製剤を入れるときは使いません。温める理由は特にありません。想像ですが、製造会社の推奨か信念構造 (たぶん、独断的な) ものからではないでしょうか。

実際にはありえないですけど、もし、血小板を投与するのに静脈注射が一本しかないとしたら、短時間だけ加熱すると思います。

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