東洋医学 VS 西洋医学 海外医師の反応は!?

 

ニュージーランドの医師:

韓国のソウルに10か月滞在している者です。ここで経験している医療はとても興味深いもので、症状を抑えることにだけ集中するのではなく、患者の体全体を治していくというものです。みなさんはこれについてどう思われますか。そこまで深く考えなくてもよいことなのでしょうか。

 

 

東洋医学支持の医師:

“症状”だけでなくむしろ“原因”や“人全体”を治療するというのは、でたらめに過ぎないよ。東洋医学、代替医療(西洋医療の代替となる他の療法)、どんなふうに呼んでもらっても構わないが、それらは症状だけでなくその原因を治療することが前提となっている。だから症状が良くなったり治ったりするには西洋医学よりも少し時間がかかってしまう。しかしながらこれは正しくない。東洋の開業医たちは、自分たちは根本から治療していると思っているが、私からすればそうではない。OMT技術(至適薬物治療)のようなものだ。こういうDOたちは、自分たちはOMT開業医だと思っているが、DOのたったの10%以下しか実際にOMT技術を実践していない。これがどういうことかはわかるよね。

 

 

新人医療従事者:

東洋医学に価値があるかというと、私はちょっと怪しいと思っています。“人全体”を治すことと“原因”を治すことの間には明らかに違いがあります。例えば、時間的因子についてだけ見てみると、私は定期的にアロパシーのクリニックを受診しますが、ドクターは長くても10分くらいしか診てくれません。一方、鍼灸師は最低でも1時間は施術してくれます。心理的な面から言えば、人は誰かが話を聞いてくれるだけで気持ちが楽になり、その結果、身体的症状が軽減されるのだと思います。アロパシーに価値がないと言っているわけではありません。私は統合的アプローチを信じています。誰かを治療するのに、よりたくさんの手段があればあるほど、患者さんが治る可能性も高くなります

 

 

ベテラン医師:

面白いことに、私は今日、韓国にあるIVセンターについての話をある人から聞いたばかりだよ。そこでは、透析療法のような小規模なブースが設けられたクリニックで、患者さんは栄養素を静脈内輸液によって摂取するようだ。

 

 

東洋医学支持の医師>新人医療従事者

実際、鍼灸師が患者に多くの時間を費やしているというのは、鍼灸の患者が少なくなっているためだというのが本当の理由だと思わないかい?

私はまずは君と同じように考えたけれど、実際には、少なくとも米国ではMDのクリニックに患者が増えているというのが本当の理由かもしれないよ。韓国や中国では、東洋医療のクリニックに行く患者は多いけれども、我々は西洋社会に住んでいるのだから、西洋医療の開業医のところに行く患者が多いのは当然だ。

私のファミリードクターの話だが、彼女が初めて開業したとき、最初のうちは30分くらいかけて診てくれたが、現在彼女のクリニックは大きくなり、一人当たりたった5-10分だけの診察になってしまった。彼女から急がせられている感じがするので、質問するのを躊躇してしまうことが度々あったよ。これってどうなんだろうね。

 

 

ニュージーランドの医師>ベテラン医師

私の友人もそれをやったことがあると言っていたので、聞いたことはありました。

韓国の薬だと、風邪でひどい状態だった時でも素早く回復できました。すばらしい。

 

 

新人医療従事者>東洋医学支持の医師

鋭い指摘です。確かに、鍼灸師のところに患者が増えて施術時間が短くなった場合、治療の質は悪くなるでしょう。残念なことに、欧米の医師にとって、管理された治療規制があって、膨大な数の患者がいて時間的制約があります。代替医療の開業医は必ずしもこういった問題に直面するとは限りません。なので、医学的な規律に基づいた治療の質(すなわち東洋と西洋)を比較するのではなく、医師が患者に費やした時間がどのように患者のアウトカムに影響するか、について着目すべきだと思います。

私が言いたいのは、時間の問題はさて置き、東洋の医師が使っている技術には明らかにメリットがあるということです。東洋医療は何世紀にもわたって行われてきました。何らかの価値があるはずです。

 

 

メリーランド州の医師:

北アフリカには、女性の性器切除(不倫を阻止するため)が数世紀にわたって行われているけど、メリットがあるようには思えないようなことを行っている国はいくつかあるよね。

 

 

新人医療従事者:

確かに、あなたが上げたような例は数多くありますが、私が言いたかったのは、無知によって何かをバッサリと切り捨てるべきではないということです。西洋医学がすべての答えを持っているわけではありません。東洋医学もそうではないでしょう。でも一緒だったら、さらに多くの可能性が生まれるはずです。私たちはオープンな心を持ってすべてのことを注意深く調べるようにしていかなければなりません。

 

 

フィラデルフィアの医師:

東洋医療と西洋医療のどちらもだけど、経済状況を考慮に入れる必要があるよね。アメリカ人は、代替療法に莫大な額の資金を投入している。“東洋医学”がおおもうけしているんだよ。もちろん、患者がもっとお金を払うのなら、開業医たちはもっと時間を費やすだろうね。そして、それが患者の心理に大きな影響を与える。支払いが生じるのなら、そこにはメリットがなければならない。そうでなければ、単にお金の無駄ってことになる。(もちろん、私はお金を無駄にしない。私は賢いのだ。)これはプラセボ効果の大きなエフェクターだ。

アメリカに何千万も健康保険に加入していない人がいるということは驚きだよね。それでもある人たちは代替治療に何百万もお金をかけている。世界では本当にばかげたことが起こっているなぁ。

 

 

ミッドウェストの医療従事者:

私は鍼治療をするMDと一緒に仕事をしたことがありますが、実際には患者一人一人にそれほど多く時間をかけていなかったと思います。彼は、ある患者に針を入れてその場は去り、その患者の針治療がされている間に他に2〜3人の患者を診ていました。その後、戻って針を取り除くのです。これは非常に効率的なやり方であり、他の治療法ではうまくいかなかった患者が彼のところに来て良くなっていきました。

 

 

シカゴの医師:

東洋医学と西洋医学の違いは、医療専門家が患者と一緒に過ごす時間の長さでもなければ、症状だけではなく“全体”としてその人を治療するというインチキ哲学でもありません。

違いはそのアプローチであって、東洋医学は西洋医学と比べると、患者を手当てして病気を予防することを取り入れたアプローチであって、たとえばその技術と処方される薬の種類なんかが違っているので、そういったことにあまり馴染みがなく疑い深い人たちが出てきてしまう可能性はありますね。アフリカの女性性器切除について知識もないのに医療行為と比較したり、欧米の医療専門家のコミュニティでは幅広く受け入れられていないという理由だけで、患者のお金を奪う詐欺か何かだとみなしたりするのはフェアではありませんよね。それは少し傲慢だと思いませんか?

東洋医学は、王朝時代までにさかのぼる多くの研究と事例研究によって支えられています。そして、進化している医療分野に追いつくために、先端技術を用いて今でも東洋で多くの研究が続けられています。東洋医学では、人間の解剖学や機能、診断スキル、治療と予防ケアなどの広範囲に及ぶ理解が必要です。それは単に心理的なことではありません。東洋医学の実践と研究の歴史はまさに科学です。私は西洋と東洋において、違いよりも類似点が多くあると感じています。

西洋社会に取り入れられているのは、たとえば鍼灸のような非常に専門的な領域であり、東洋医学のほんの一部です。東洋医学ははるかに広い範囲を持っています。確かに、患者に十分なケアをせず病気を完全に治さない開業医が東洋にたくさんいます。しかし、西洋の医師についても同じようなことが言えるでしょう。

私は、新人医療従事者さんと同意見です。医療従事者にとって、病気や怪我をした患者を治療するのにたくさんの方法があると心を開いておくことはすごくいいことだと思います。あるアプローチはうまくいくかもしれないが、一方で他のアプローチは、患者と状況によってはうまくいかないかもしれない。患者の健康の質を向上させるために、多くの選択肢があるということは喜ばしいことです。それは私たちにとって究極のゴールではありませんか?

 

 

シドニーの医師:

どんなことでもうまく働きさえすれば良い医療だと思います。時々見受けますが、西洋医学ではどうすることもできないような小さな鈍痛や疼痛などがあります。西洋医学はそういうのはほとんどいつでもプラシーボと関係があると主張されます。プラシーボであってもなくても、効いているのならそれは良い薬なのです。特定のハーブや天然成分が効くわけがないと批判したり推測したりするよりも、科学的に研究するほうがずっと賢明だと思います。

しかしながら、東洋医学のヤブ医者がたくさんいるというのも事実であって、それは非常に残念なことです。

 

 

東洋医学支持の医師:

おお!東洋医学を理解して心を開いている人たちが、このフォーラムに思ったよりも大勢いてうれしいね。

私は東洋医学を信じていて、いつかは鍼治療、漢方薬、東洋の理学療法を実践したいとは思っているんだが、やはり西洋医学がまずは先であり、それから東洋医学に足を踏み入れるべきだと考えている。患者が西洋医学を通して結果や改善を得られなかった場合には、確かに東洋医学に行くべきだ。

フィラデルフィアの医師さん、“経済状況”というのはどういう意味で言っているのかな? 鍼治療費用は、医師の診察費用の半分以下だよ。価格の範囲は開業医によって異なりはするけど、通常、1セッションあたり約5000円くらいだね。

 

 

インドの医師:

西洋医学が病気の原因を治療していないと言う主張には賛同できないな。フェアじゃないと思う。発熱を抑えるためにパラセタモールを服用するだけではなく、マラリア原虫を殺すためにクロロキンも服用する。

議論をするのなら、科学医学V/S独断的医学を中心に置くべきだと思う。西洋医学は、過去3〜4世紀の間に科学者たちが苦労して得た直接的または間接的な証拠の信頼性の恩恵を受けている。東洋医学の学校は何千年も前から存在するのかもしれないが、多かれ少なかれ変化がなかった。東洋医療が、賢い男が何千年も前に話したことだけに従って処方しているわけでないのなら、私は東洋の開業医によって治療されることを喜んで受け入れるだろう。2000年前に人々にとって良かったものが現在の私たちにとっても良いと言えるのかどうか、わからないね。

 

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