歯科治療における子どもへの前身麻酔の危険性とモニタリングの必要性〜4歳男児死亡事例より〜

無名の歯科医

※自閉スペクトラム障害をもつ4歳の男児が歯科治療中にケタミン麻酔を打った直後、呼吸が停止し亡くなった。

ここにその医療事故に関する記事が掲載されてるよ。
4-year-old boy dies after anesthesia used in dental procedure

一体何があったの?医師は逮捕されるまで彼が麻酔後呼吸をしていないことに気づかなかったの!?

もしそうだとしたら、健康な幼児を適切な施術後モニタリングをしなかったことで死に至らしめただなんてあってはならないことよ。麻酔科医がいただろうに。

※自閉スペクトラム障害: 対人コミュニケーションに困難さがあり、限定された行動、興味、反復行動がある障害。自閉症やアスペルガー症候群などが統合してできた診断名。

 

無名の歯科医2

現時点で公開されてる情報からだと麻酔科医が本当にいたのかは分からないね。母親がそう言ってるだけだから。

 

無名の歯科医3

歯科のウェブサイトによると確かに二人の麻酔科医が在籍してるね。

ほんとに悲しい事例だよ。でも歯科治療後に死亡した事例が他にも起こってて残念だ。あまりにも頻繁に起こりすぎてる。

 

無名の男性歯科医

麻酔科医はケタミンが効くまで待たなかったの?二人の麻酔科医がいたのに助けられなかったの?
人工呼吸の装置はちゃんと稼働してたの?質問ばかりでごめん。
歯科医は何をしてたんだろう?気動閉塞があったのかな?
自閉症の場合、麻酔関連死亡率が上がるのかな?

 

無名の歯科医4

たくさんの質問だね。これはニュースだから肝心な部分で詳細なことが分からないよね。悲しい出来事だよ。

まず第1に僕は個人的に子どもに対してケタミンを打たないし、人工呼吸の装置を装着せず治療を行うよ。

第2に医師は※ラバーダムを用いたのかな?ラバーダム使用は当たり前のことのようだけど、過去には皆無知でこれを使用せず患者が死に至った事例があったからね。僕はいつも医師達にラバーダムを使用してるか、しつこく確認してるよ。

 

※ラバーダム: 根管治療などの際に歯に装着する、ゴム状のシート。ラバーダム使用により治療する歯を清潔に保ち、唾液からの再感染を防ぐことができる。また器具の落下防止、気道確保の役割もあり、海外では90%以上の歯科医で当たり前のように使われている(日本では25%程度の使用率)。

引用:  https://www.ha-channel-88.com/jiten/rubber-dam.html

 

第3にこれはおそらく※咽頭痙攣だよね?これに対する処置はされなかったのかな?普通重度の低酸素症であっても治療を中断するはずだよ。
いずれにしてもいろんな対処の仕方があったはずだし、歯科医は陪審員になぜ児童が死亡したのか説明してはいるけど納得させるのは難しいと思うよ。

※咽頭痙攣:  声門閉鎖筋の攣縮のため反射的に声門開大障害をきたした状態をいい,換気困難から窒息状態となる。

食物や異物による喉頭刺激,破傷風,テタニー,溺水,浅麻酔下での気管挿管・抜管などが原因となる。

また精神的背景が誘因となることもある。バッグバルブマスクでは換気不能である。

筋弛緩薬により喉頭痙攣は消失し,マスク換気も可能となるが,気管挿管あるいは外科的気道確保による迅速な気道確保が必要となることがある。

引用: http://www.jaam.jp/html/dictionary/dictionary/word/0913.htm

 

第4にどんなモニタリングがされてたんだろう?最低でも脈拍を計測するくらいはしてほしいけど、ほとんどの歯科ではモニタリングすらされてないのが現状だよ。

 

カナダ在住の男性歯科医
これはほんとに悲惨で胸が張り裂ける思いだよ。
ワシントン州の歯科医院における全身麻酔のガイドラインを見てみて。

https://app.leg.wa.gov/wac/default.aspx?cite=246-817-770

どんな設備やトレーニングが必要なのか考えさせられるよ。

 

カリフォルニア在住の男性麻酔科医
私の住む地域には、歯科処置のための麻酔を提供する麻酔科医の小さなグループがあるよ。http://www.bayareamobileanesthesia.com/

 

聞いた話によると彼らは素晴らしい仕事をするようだね。確かにリスクは高いけどね。
※ETCO2、投薬カート、非常用設備など、一般的な麻酔科に必要な設備がきちんと完備されてるみたいだよ。

 

※ETCO2(呼気終末期二酸化炭素濃度): 名前の通り呼気終末の肺胞内でのCO2濃度を反映し、動脈血炭酸ガス分圧とほぼ等しくなる。低換気、心停止などでは換気が障害されるので、ETCO2は低くなる。カプノメータを用いETCO2をモニタリングすることで、患者がガス交換を行えているかをモニタリングできる。人工呼吸器管理の大切な指標の一つ。

引用:  https://kango-oshigoto.jp/hatenurse/article/87/

 

無名の歯科医5

ASA(米国麻酔科学会)がモニタリング基準からETCO2を外したのか理解できないわ。

機器の不備など何らかの理由がない限り標準的に患者のガス交換、二酸化炭素量はモニタリングし続けなければならないわ。

 

無名の麻酔科医

僕はこのフォーラムに衝撃を受けながらも生きるために歯科で子ども達に麻酔を施してるよ。

子どもが亡くなったのは胸が痛むし悲劇だね。

その麻酔科医は僕たちのグループの一員ではなかったし、その歯科とも関係はないけどね。

僕たちのグループはワシントンとオレゴンで最大のグループなんだ。

今の仕事はとても報酬が高いし、小児歯科で働くのが好きなんだ。

小児歯科での麻酔の需要はとても大きく、僕はこのグループで3年間働いてるけど5000人を超える子ども達に施術したよ。すごく忙しいし、需要の増加に伴ってどんどん忙しくなってきてる。

患者は口内がぐちゃぐちゃになっていたり、膿瘍、複数の虫歯や歯周病にかかった子供達だ。彼らの生活の質や健康に影響するものばかりだ。

僕達は認定麻酔科医のグループで、全員米国麻酔科学会に所属して求められる患者モニタリングや設備、麻酔機器、非常用設備を完備してるよ。

全ての症例で気管挿管し、※静脈麻酔をしてる。常に患者のことを考え安全最優先で行ってる。患者の症状によっては施術をキャンセルしたこともあるよ。これを日常的に行っているんだ。

詳しいことがわからないから、この件に関しては何も言えないけど、明らかに彼らとは違う方法で仕事に従事してるよ。

 

※静脈麻酔:  全身麻酔には、麻酔ガスを吸うことで麻酔する吸入麻酔法と、点滴から麻酔薬を注射して麻酔する静脈麻酔法がある。

点滴が受けられる患者様には、麻酔薬を点滴に注入すれば数秒で意識を取り除き、麻酔状態になる静脈麻酔法が行われる。

代表的な静脈麻酔薬はディプリバン。この薬は患者様の年齢や体重から薬の血中濃度を予測して、投薬量を決定できる専用器で注入される。

引用: https://allabout.co.jp/gm/gc/374301/

 

無名の麻酔科医2

君の考察に感謝するよ。そして君の提供している医療は僕にはできないけど患者やその家族にとってかけがえのないものよね、尊敬するよ。

児童が亡くなる際、歯科で何が起こったのか、どのような措置が取られたのか、そしてどうすれば防げたのかを私たちが知ることはできるのかな?
特にマスコミなどからの情報は詳細や事実を誤って解釈されていることがあるよね。

少なくとも君の地域では患者さんが麻酔科医によるモニタリング下で治療を受けられていると聞いて嬉しいよ。
無名の男性歯科医2
君が全ての症例で気管挿入して全身麻酔下で治療を行ってるとしても、人工呼吸の装置やモニター類、必要な薬など全て揃ってるみたいだから今回のようなことが起こることは無さそうだね。

君は信頼できる大きな麻酔科医のグループに属しているからこのような医療を提供できるんだよ。

問題はこれら小児歯科医の多くが個人で活動している麻酔科医と契約してしまうことにある。

そして麻酔科医は決して最適とは言えない環境下で、その後も契約を維持してもらおうと歯科医の要求や望みに必死に答えるべく働くんだ。そうでないと契約を打ち切られてしまうからね。

こうして今回のような医療事故が起こったんだよ。誰かが誰かを喜ばせるため、もしくはコストを削減するために手を抜くのさ。いつも同じストーリーだよね。

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