理学療法士を目指す学生へのアドバイス。DPT (専門職理学療法博士)課程に進むのはお金の無駄!?

プレハビリテーション科学生1:

理学療法士が立派な職業であることは間違いない。なのに保険業者たちは医者やそれ以外の医療関係者にばかりに正当な権利を与えて、理学療法士は肩身の狭い思いをしている。せっかく苦労してDPT (専門職理学療法博士)の課程を受けたって、結局医師の許可なしには患者を治療する権限はないんだから。

 

それは全部保険業者のせい、最近はあいつらが医療業界を牛耳ってる。あいつらは、金欲しさに言いなりになって動く医者たちを手なづけて、理学療法士からはすべての権利を奪った。その結果、わざわざ大学院まで行ったって何の役にも立たない。

 

だから理学療法士たちが医療体系を大きく変えなきゃいけない。そうしないと理学療法士になるために金も時間もかけて大学院まで行ったって全部無駄になってしまう。

 

さらに虚しいことに、たとえ大学院に進んで博士号まで取っても、学士号と給料も待遇も変わらないんだ。

 

今こそみんなで正当な権利を取り戻すために一緒に闘おうよ!

 

※プレハビリテーション:手術の前のリハビリ。術前に身体機能を強化することで術後の経過を良くしたり、早く退院できる。

 

 

<問題背景>

①アメリカには、日本のような「国民健康保険制度」がなく、患者は個人で民間の医療保険に加入している。患者は医療費を一時的に自己負担し、後で保険業者が医療費を患者に給付(償還)する。ただし、民間保険会社が「必要」と認めた医療サービスでなければ、医療費が給付(償還)されない。さらに、保険会社が指定した医師にかからなければならない場合もあるため、医療従事者に対する報酬に格差が出ている。

②日本の理学療法士養成教育は専門学校や大学など、4年で課程が修了できる。しかし現在のアメリカではほとんどが修士課程もしくは専門職理学療法博士(Doctor of Physical Therapy [DPT])の課程まで勉強しないといけないため、より長い年数と費用がかかる。そのためローンを組む学生も多い。しかも理学療法プログラムに入学するためには大学で高成績をおさめ、推薦状が必要である。

参照:

https://rehanavi.com/column/global/america_02_edu.html

 

プレハビリテーション科学生2:

こんなこと言ったら、世間知らずとか夢見てるだけと思われるかもしれないけど、僕はべつにお金や名声のために理学療法士になろうとしてるわけじゃない。理学療法士としての正当な権利のためにはもちろん闘うけど、あくまでも理学療法士になるのは自分に向いてると思うからだ。健康に興味があるし、人に寄り添うことが好きだから、理学療法士になりたいんだ。だからそのために大学院まで行って勉強するのは時間の無駄でもないし、患者さんにより良いケアを施すためさ。

 

しかも僕は勉強が好きだし。挑戦し続けることをやめてしまったら、ただの惨めな落ちこぼれになるだけだよ。昔自分もそうだったからわかる。政府や保険業者のやり方には反対だし、専門職には一筋縄には行かない複雑な側面があって変革が必要だってこともわかってる。だけど、何にお金を使って、何を学んで、人生をどう生きるかは自分で決めるし誰の指図も受けないよ。自分自身どう在りたいか、何のためにこんなに一生懸命頑張ってるのか、君とは全然相容れないからね。

 

 

アトランタに住むリハビリテーション科学生:

なんでそんな士気をそぐようなこと言うのかね。そんなこと言われなくたってみんな自分なりに将来のキャリアのことよく調べて時間の使い道もよく考えてるって。べつに金持ちになりたくて理学療法士を目指してるわけでもないし、単に「博士号」っていう肩書きが欲しくてDPT課程まで進もうとしてるわけでもない。

 

今はほとんどの学校が学士課程から博士課程に移行してるし、もうローンを組むことは避けられないだろうね。でもそれが自分の進みたい道のために必要なことなら、ジタバタしても仕方ない。少しでも低い利子率で貸してくれるローンを探すまでさ。

 

僕が理学療法士を目指すことには、金も名声も肩書きも保険業者云々も関係ないんだ。患者さんがリハビリで徐々に回復していくのを見てるとこっちまでわくわくするし、患者さんのことをだんだんわかるようになっていくのが純粋に楽しいんだ。そういう患者さんとの触れ合いが、理学療法士を目指すモチベーションになってる。

 

僕が働いてるクリニックのボスは、経営には全く困ってないよ。彼は、偉大な理学療法士で、整形外科医やその他の医師とも連携を取りながらやってるよ。それもあってたくさんの患者さんがうちのクリニックに紹介されてくるし、その家族まで、みんな繰り返しうちのクリニックを使ってくれる。ボスは医療業界のシステムについても全く文句を言わないけど、人並み以上の成果を出してる。彼はいかに人とのつながりを作るかっていう経営の術をよくわかってるし、何よりも自分の仕事に情熱を持って働いてるからね。

 

プレハビリテーション科学生1:

なんか僕の投稿の内容を勘違いしてる人がいるみたいだね。僕自身は理学療法士だし、自分の仕事は好きだよ。僕が心配してるのは僕たち理学療法士の権利だよ。僕たち理学療法士はどうあがいても患者さんに最善の治療を提供できないって言ってるんだ。僕が言いたいのはそれだけさ。

 

ミシガン北部に住むリハビリテーション科学生:

私たちの知能を馬鹿にしないでよ。理学療法士になっても単独で患者を治療する権限がないから、理学療法士にはなるなって言いたいの?DPTの学位さえ取れば自動的に単独で患者を治療できるようになる(医師の許可なしに)なんて誰も考えてないと思うよ。そんなこと考えてるなら理学療法士になるはずないでしょ。

 

DPT課程を作ることは、理学療法士が患者さんの治療において、より大きな裁量権をもてるようにするための第一歩よ。それなのにDPT課程に進むなって学生に言うなんて史上最悪のアドバイスだわ。今や医療分野全体が一丸となってDPT課程の確立に取り組んでる。それを学べるのは学生のうちしかないのよ。働き出してから、やっぱりDPTを取りたいって思ったって、働きながらじゃ時間もないんだから。

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