精神科医として、犯罪者や嫌いな患者にどう接している?

たとえ好ましくない行いをしている人々でも、医師は助けなくてはならない義務があります。すなわち、ドラッグの売人や組織的な犯罪に関与している人、妻や子供たちを虐待している人、もしくは、反社会性パーソナリティ障害の人等々。

そういう人々の精神疾患を積極的に治療するために、自分の個人的な感情や偏見をどうしていますか。

 

ある研修医:

どこか好きなところを見つける。

 

ある心理学者:

言っておくけど、子供を虐待しているなら、医師はそれを報告する義務があるわ。

 

私は、自分の感情をわきへおかないことが大切だと思う。嫌な気持ちを認識して、誰かに話すことが必要だと思う。所詮私達もセラピストや医師でしかないのよ。

 

猫好きの医師:

患者を好きになる必要はないよ。嫌だと思うよりは仕事しやすいけど。

 

僕は、人種差別主義者、暴力をふるう人、全然反省してない殺人者、放火犯、レイプ犯、薬物中毒などの患者を診てきたけれど、本当に唯一嫌だと思った患者は、境界性パーソナリティ障害で、少し認知障害がある老女だった。分裂症状があり、無力で社会不適応だと強く感じ、傷つきやすく孤独で発狂した老婦人だったから、彼女の理性をなくした強い感情で、僕が逆転移(患者が過去に生じさせた他者への感情、欲求、葛藤などを他者に示したときに、感情的に反応を返すこと)になったんだ。

 

好まれない患者の多くは非常に恐ろしい虐待の歴史があって、彼らの行動は許せないかもしれないけれど、行動の理由の説明をすることはできる。僕達はこれを理解する力があるはずだよね。

とはいっても、やっぱり嫌な奴もいる。治療を嫌がる患者は、こっちも嫌だと思うしね。

 

謎の医療関係者:

患者を嫌いになる理由はたくさんあるわ。私の場合、患者に嫌われているときとか。解決法?誰かほかの医師を紹介することよ。 😉

 

ゲーム好きの研究員:

僕はまず、嫌な性格が病気のせいかどうか判断する。扱うのが難しい人や、道徳的に反する社会生活を送っている人でも、病気のせいだと思えば、ある程度は接することができるし少しは感情が抑えられるから。

 

他に例えばドラッグの売人だったら、平常心を保つようにする。その人をドラッグの売人じゃなくて、「企業家」だと思う(笑)嫌だと思うのは本人次第だと思う。変化は人生のスパイス。ほんと、普通の人ばかりだったら世界は退屈だよ!

 

カリフォルニアの医師:

なんで個人的に患者を好きになる必要があるの?精神科(ほかの医療も)は結局消防士やウエートレスと同じサービス産業でしょ。

 

良い仕事をしたり、仕事に満足するためにいちいち患者を好きになる必要性はない。もちろん個人的に患者を好きなのはいいことかもしれないが、そうでなくたってきちんとした治療をできるでしょう?

 

私は好きな患者も嫌いな患者もいるけど、きちんとした治療をしているよ。

 

ひげの医師:

嫌な患者を診るのはそれが義務だから。仕事をしてうまくいったら満足感があるし、患者が良くなるのを見るとうれしいだろう?

 

ある医師:

私は、患者を個人的に好きな方が危険だと思うわ。それは判断を曇らせて診断や治療計画を大幅に変える原因になる可能性が大いにあるもの。

 

症状を診断パターンに当てはめて、通常の治療コースを行うのは簡単だけど、患者との関係を楽しむと症状や適切な鑑別診断を間違いやすいわ。だから気を付けなくてはならないし、症状を注意深く考えて、鑑別診断をしなくてはいけないと思う。

 

ひげの医師:

もし患者が好きでないならば、これは危険なサインだよ。どんな人にでも質のいい治療をしなくてはならないからね。

 

逆転移はこの分野ではよくあることだよ。1つのステップとして、相手を好きではないからといって、自分は何かいつもと違うことをしているわけではないということを自分に言い聞かせることだよ。

 

僕は、研修医のときにどうしたらいいかわからない患者がいたね。イライラの大部分はどう接していいのか僕がわからなかったことが原因だった。担当医は何も教えてくれなくって、イライラが怒りに変わったよ。

 

例えばいつも救外に仮病を使ってやってくる患者がいて、仮病だってわかっているのにいつも2人の医師が診るんだ。頭にくるよ。そんな人を診るのは適切でないと思うし、医師は問題に立ち向かわずに見て見ぬふりをしていた。

 

いろいろ学んでいくうちに、こういう時にどうすればいいか分かったし、実際、救外での医師はいい医師とは言えなかった。後でほかの担当医が適切な方法を教えてくれたよ。

 

そして、弁証法的行動療法を学んでから、患者とうまく接する方法を学んだ。僕のイライラの原因がものすごく減ったんだ。研修医時代には、弁証法的行動療法を行うような医師がいなくて、ただ抗うつ薬や精神安定剤をだして退院させるだけだった。

 

ロサンゼルスの医師:

重要なことは、自分がネガティブな感情を持っていると認識をすること。そしてその感情が、医学的判断に影響を及ぼしているか誠実に判断することだよ。我々はどんな結果でも正当化することが得意だから。自分をチェックして、ネガティブな感情のために患者を退院させていないことを確認することが大事さ。

 

 

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