43歳女性患者、胸部の赤みの原因は?

名無しの医師:

以下の患者の診断名は何だと思う?

患者:43歳女性

症状:10日間胸部に赤みがある。発熱や食欲不振は見られない。

 

 

名無しの男性:

患者の家族構成は?あと、痛みや圧痛はあるの?

現時点で考えられる鑑別診断は、乳腺炎か炎症性癌 かな?

 

 

名無しの男性2:

※モンドール病じゃないのか?

 

※モンドール病:乳房や前胸壁の浅静脈の血栓性静脈炎のこと

引用:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%97%85

 

 

名無しの男性3:

モンドール病ってどんな病気か説明してくれないか?

 

 

名無しの男性2:

突然皮下の腺に血栓ができて、最初は赤くなって柔らかいんだけど、のちのち痛みもなくなり、線維化して固くなるのが特徴だ。症状は軽く、人に移ったりすることもないんだけど、大抵は乳がんが絡んでいる。対症療法で処置することが多いけど、全身性疾患を否定して適切な診断を下すためにも、医師はモンドール病のことはきちんと把握しておかなければならない。特に乳がんを見逃さないようにね。

 

病態生理学では、モンドール病の原因は静脈が圧迫されて血行が滞ることや、静脈自体の損傷によると言われている。しかしそれらが特に見られないケースに関しては、胸筋の伸縮によって静脈が弛緩することが最も妥当な原因だろう。モンドール病に関係する静脈はほとんどの場合次のうちのどれかだ。胸腹壁静脈、外側胸静脈、上腹壁静脈。胸の上部および内側で起こることはない。その他起こる可能性があるのは、陰茎、鼠径部、肘前窩、後頚部などだ。また、たいていの場合は乳がんの手術や乳房形成術の後に起こることが多いが、豊胸術を受けた患者でシリコンが破裂して腋窩リンパ節を切除した場合などにも起こることがある。

 

 

男性医師:

おそらくモンドール病か癌かだと思うよ。モンドール病は、胸腹壁静脈の表在性血栓性静脈炎のことさ。初めは特に症状はないが、徐々に痛みを伴う血栓ができて、血管が線維化し弓の弦のようになって、前腋窩線を硬直させてしまうんだ。詳しい原因は不明で、21歳から55歳くらいまでの女性が発症する珍しい疾患だ。これまで一応原因として挙げられているのは、外傷、筋肉の膨張、術後症状、癌の予兆、熱性疾患などだ。1~6週間は痛みや圧痛が続いて、前腋窩線の硬直は1~7か月続く。生検や、線維化した部分を除去すれば、治りは速くなる。

 

 

名無しの男性2:

炎症性乳がんは、かなりハイグレードな異数性の癌だよ。染色体p53が変異と過剰発現を起こして、E-カドヘリン値が高くなり、カドヘリン機能に異常をきたす。そしてもはや全身癌として処置される。皮膚生検で皮下リンパ管にがん細胞が見られるのが特徴だ。

 

LIBC欠乏やWISP3発現などさまざまなマーカーから生体分子的特徴を見ることもできる。炎症性乳がんは乳がんの末期や転移性乳がんと似ている点もあるが、分子的特徴や臨床症状においては明らかに異なる。分子的レベルの特徴では、すい臓がんと似ている部分がある。

 

エストロゲン受容体とプロゲステロン受容体は多くの場合陰性で、生存率も低い。多くの場合、脈管原性腫瘍か血管腫瘍でVEGF高値やbFGF発現が見られる。正常細胞やその他の乳がんと比べると、さまざまなタンパク質やシグナル経路が正反対の働きをする。例えばカベオリン1とカベオリン2が過剰発現して、腫瘍細胞が活発になったりE-カドヘリンも過剰発現する。

 

また、カベオリン1とカベオリン2の過剰発現に伴って、RhoC GTPaseも過剰発現する。カベオリンは腫瘍を活発化させる働きがある。NF-kappaBの過剰発現も遺伝子が異常を起こす原因になる。もし乳がんならば、治療計画を立てたり予後予測をするためにステージ診断をするのが一般的だ。

 

 

名無しの男性3:

症状を聞く限り、すごく稀なケースだけど、妊娠中や授乳中によく起こる症状だと思う。特徴や発症期間は通常の乳腺炎とよく似ていて予後は不良だ。

 

 

名無しの投稿者:

乳房膿瘍か乳房脂肪壊死じゃないのか?

 

 

名無しの投稿者2:

乳腺炎に伴う発熱じゃない?赤みと圧痛が出るけど短期間で治まるよ。もしも癌なら何かしらの既往歴や家族歴があるはずさ。穿刺吸引細胞診やマンモグラムも所見はどうだったんだ?

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