Combat Casualty Care Course (C4)に関する実体験!

※Combat Casualty Care Course (C4) :戦傷救護実地訓練

アメリカの医療教育の一環として行われる8日のプログラム。内線や紛争などの戦場でのけが人救護のためのトレーニングを受ける。

 

主治医:

実体験をもとに戦傷救護実地訓練(C4)に関して書くよ。そのスケジュールはすごくタイトだった。

まず木曜日にサンアントニオに到着して、バスでブリスキャンプに向かう。短時間で受付をすませてユニフォームに着替えて、2,3時間超退屈な講義を聞く。キャンプまでのバスは何本かあるから、もし早く着いたら急がずに腹ごしらえしてから行った方がいい。

 

全体は3つの部隊に分かれてて、各部隊3つのチームがある、1チームの部員は10~12人だから、キャンプ全体でだいたい100人が参加してる。各部隊のリーダーが一番偉いんだけど、たいていは予備軍人で医療のことは何もわかってない。僕のリーダーは沿岸警備隊の歯科医だったけど。いろんなリーダーがいるけどまあ流れにまかせれば問題はないよ。

 

DMRTI (Defense Medical Readiness Training Institute)によると、キャンプでは携帯は使えないことにはなってるんだけど、実際は持ってきてる人もいた。VerizonとCingularの携帯はキャンプの中でも電波が入る。

 

金曜から日曜はバスでフォート・サムに※ATLSの研修をしに行って、帰ってきてからキャンプで退屈な講義を受けるって感じだった。起床は毎日5時か6時だけど居眠りするなよ。朝食はホールで食べるんだけど味はそんなに悪くない。金曜の夜と土曜の朝は※MREも買えるよ。フォート・サムではほとんど買う時間はない。

 

ATLSはかなり簡単だった。薬の用量も覚えなくていいし、心電図の解析もないし。胸腔チューブとか※DPLとか切開とか中心静脈ラインとかを練習するのに最新のマネキンを使ってるんだけどすごくリアルにできてた。筆記テストは指導教官にもよるけど、たいてい素直で実用的な問題ばかりだった。

 

小さいけど売店もあってお菓子や酒もおいてるし、持っていき忘れた物があっても何とかなるよ。で、日曜の夕方くらいに野外実習のためのヘルメット、ベスト、ポンチョ、線引き、リュックサック、※MOPP gearとガスマスクが配給される。

 

野外研修の時は必要な物以外は大型コンテナに入れて施錠する。で、全員2トン半トラックに乗せられてトレーニング場に向かう。ここからは覚悟しろよ。一旦トレーニング場に着いたら、それぞれ配置について、見えないところから発煙弾が投げこまれる。みんなMOPP4(マスク、ジャケット、パンツ、ブーツ、手袋)を完全装備しなきゃいけない。HM2 Ortegaっていう敵役には注意した方がいい。うまく隠れてるから。まあでも、本物のガスは使わないし、所詮発煙弾だから心配はない。

 

その夜ポージードームっていうプレハブ小屋で講義があって、ある講義の最中にまたOrtegaってやつが現れてマスクをつけて消火器で水をかけて回るんだ。ガス攻撃のつもりさ。

 

そのあと2,3日はトレーニングだ。ロープを使った降下訓練やあとは陸路での訓練が多い。でも全部チームで動いてチームリーダーがついてる。陸路訓練ではいくつかの地点で、けが人を運んだり避難訓練をする。でも全部すごく楽しいよ。

 

MOPP gear装着の流れを書いておくね。

  1. 時間はあるから落ち着くこと。
  2. 眼を閉じて深呼吸して。
  3. マスクは9秒で装着、フードは15秒でかぶる。フードのスナップはまだ留めなくていい。
  4. 用具を全部おろす
  5. 棚から防護服一式を出す。一番下にブーツ、その上にジャケット、手袋はジャケットのポケットの中にあらかじめ入れておくといいよ。
  6. 防護服を着る、パンツ、ジャケット、ブーツ、手袋。パンツの裾はブーツの中に入れて、サイドのジッパーを閉める。で、手袋はジャケットの袖できちんと隠れるように。ジャケットとパンツのスナップをしっかり留める。防護服を全部装着したら、最後にマスクの上からフードのスナップを留める。
  7. 必要な荷物を確認してリュックを背負う。全部で8分あるから余裕さ。

 

最終日は水曜日で最悪だよ。5時に起床して、陸上訓練をする。夕方にはいくつかの講義があって、全部終わるのは20時くらいだ。で、就寝するんだけど今度は夜中の1時に急にたたき起こされるんだ。銃撃音と急げっていう叫び声でね。5分で身支度を整えて外に出る。難民の救助を行っている国で反乱が起こるっていう設定で、3つのステージからなるトレーニングがある。C4は医療部隊だから、各ステージではどんなことをするかというと…

 

レベル1(けが人の救護基地)

ここでは順番に走って戦地からけが人を助け出して基地に避難させる。医学生だってことは忘れて、警備隊になったつもりでやるんだ。丘の斜面には隠れてる敵がいるから気をつけて。

 

レベル2 (※CSH

レベル2は戦地の支援病院の設定だ。ここでも医療関係者っていうよりは警備員って意識を忘れちゃいけない。※EPWを注意深く探せ、やつらは武器や手榴弾を隠し持ってるからな。ただしこっちは武器を向ける必要はない。

 

レベル3

順番で患者役を演じないといけない。でも動脈から血が噴き出るような演出もあってすごく楽しい。EPWの役も楽しいけどね。

 

すごいのは全部のステージが一連の流れでがつながってるってことさ。戦場から助けられた患者はレベル1の救護基地に連れて行かれて、更なる手当をするためにレベル2の病院に移送される。トレーニングが終わるのは木曜日の18:00~19:00で、それからプレハブ小屋に帰る。

 

これで単于終わりと思うだろう?でも帰りにもう一つ訓練があるんだ。チームで帰ってるんだけど、爆破装置で道が奇襲されてる。何人かは救急車、何人かは2トン半トラックに乗ってて、救急車組はけが人を避難させて、トラック組は制圧射撃をしなければならない。で、全員再集結地に集まって、場所を確保して9列になって、負傷者搬送用のヘリに信号を送る。

 

次の日は卒業セレモニーだ。12時までには会場に着かなければならないから、誰か車持ってる友達に便乗させてもらうといい。

 

※ATLS(Advanced Trauma Life Support):外傷患者の応急処置や治療を学ぶ研修

※MRE(Meal Ready to Eat): アメリカ軍が採用している個包装された食料

※DPL(Diagnostic Peritoneal Lavage):診断的腹腔洗浄

※MOPP gear:化学兵器用の防護服

※CSH(Combat Support Hospital):戦場支援病院

※EPW(Enemy Prisoner of War):敵の捕虜

 

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